「ASAP(なる早で)」の返し方!角を立てず対応する英語フレーズ

メールやチャットで、上司や友達から「Please send it to me ASAP.(なる早で送ってください)」と言われた経験はありませんか?

 

「ASAP(なる早で)」の返し方

 

「ASAP(As Soon As Possibleの略)」は「できるだけ早く」という意味ですが、言われた側としては「今すぐってこと!?」「急かされてる!」と焦ってしまいますよね。

 

この時、ただ「OK」や「I understand」と返すだけでは、相手は「本当にすぐやってくれるのかな?」と不安になり、さらに催促が来てしまう可能性があります。

 

私

今日は、「ASAP」という少し強めの催促に対して、角を立てずに対応し、お互いに気持ちよく仕事を進めるための英語フレーズを状況別にご紹介します!

 

そもそも「ASAP」のニュアンスとは?

「ASAP」は非常に便利な言葉ですが、使う人や状況によって「今すぐ(Right now)」なのか、「今日中(By today)」なのか、実は受け取り方に大きな幅があります。

 

また、ネイティブのビジネスシーンにおいて、目上の人から目下の人へ使う分には問題ありません。

 

しかし、同僚やクライアントに対して使うと「少し偉そう」「命令されている」と受け取られかねない強いニュアンスを持っています。

 

私

だからこそ、相手から「ASAP」と曖昧に急かされた時は、こちらから「具体的なアクション」や「期限」を提示してあげるのが、ビジネスにおける最もスマートな返し方になります。

 

状況1:「ASAP」に「すぐやります!」の返し方

自分の手が空いていて、今すぐその業務に取り掛かれる場合の、頼もしい返し方です。

 

「OK」よりも格段に仕事ができる印象を与えられます。

 

1. I’m on it.(今やっています。/すぐ取り掛かります。)

ネイティブがビジネスチャット等で最も頻繁に使う、短くて力強いフレーズです。

 

「今まさにその作業の上(on)にいます」というニュアンスから、「すでに着手していますよ」というスピーディーな対応をアピールできます。

 

【チャット例】
Boss: Can you check this document ASAP?(この資料、なる早で確認してもらえる?)

You: I’m on it. I’ll get back to you shortly.(すぐやります。 後ほどご連絡しますね。)

 

2. I’ll get right on it.(ただちに取り掛かります。)

「I’m on it」に「right(すぐに)」を付け加えた表現です。

 

より「今すぐやります!」という前向きな姿勢とスピード感を強調したい時にぴったりです。

 

3. Consider it done.(終わったものと考えてください。=すぐやります/お任せください。)

直訳すると「それは終わったとみなしてください」となります。

 

「ASAP」のプレッシャーを跳ね返すような、非常に自信に満ちた頼もしい表現です。

 

確実にすぐ終わる軽いタスクをお願いされた時などに使ってみましょう。

 

状況2:「ASAP」に「〇〇までにやります」の返し方

「ASAP」という曖昧な要求に対して、「〇時までに終わらせます」と明確なゴールを提示する、最もトラブルが少なくプロフェッショナルな返し方です。

 

4. I’ll have it done by [時間/曜日].([時間/曜日]までに終わらせます。)

相手の「なる早で」というフワッとした希望を、具体的なスケジュールに落とし込む完璧なフレーズです。

 

「by 5 PM(夕方5時までに)」「by tomorrow morning(明日の朝までに)」など、自分が無理なく終わらせられる現実的な期限を提示しましょう。

 

5. I’ll send it to you by the end of the day.(今日中にお送りします。)

ビジネスで非常に頻出する「the end of the day(終業時間まで)」を使った表現です。

 

チャットなどでは「EOD」と略されることもあります。

 

【メール例】
Client: We need the report ASAP.(レポートが至急必要です。)

You: Understood. I’ll send it to you by the end of the day.(承知いたしました。本日中にお送りいたします。)

 

状況3:「ASAP」に角を立てずに待ってもらう返し方

自分が別の急ぎの仕事をしていて、すぐには対応できない時の返し方です。

 

「今は無理です」と冷たく断るのではなく、「いつならできるか」を添えるのがマナーです。

 

6. I’m currently working on another task, but I will get to it as soon as I finish.(現在別のタスクに入っておりますが、終わり次第すぐにとりかかります。)

自分が今忙しい理由を角を立てずに伝えつつ、「ASAP」の要求にもできる限り応えようとする誠実な表現です。

 

7. Please give me until [時間/曜日] to complete this.(これを完了させるために、[時間/曜日]までお時間をいただけますか?)

「ASAPと言われてもすぐには無理だ」という時に、「〇〇まで待ってください」と丁寧に交渉するフレーズです。

 

相手も具体的な期限が分かれば、それ以上急かすことはありません。

 

まとめ:「ASAP」には具体的な期限で返して主導権を握ろう!

「ASAP(なる早で)」と急かされた時のスマートな返し方をご紹介しました。

 

特に覚えておきたいフレーズを表にまとめておきます。

 

すぐやる時 I’m on it. / I’ll get right on it.
期限を提示する時 I’ll have it done by [時間].
今日中にやる時 I’ll send it to you by the end of the day.
待ってほしい時 Please give me until [時間].

 

「ASAP」は便利な反面、人によって捉え方が違うためトラブルの元になりやすい言葉です。

 

私

言われたら焦るのではなく、落ち着いて具体的な期限に変換してあげることで、あなたも相手もストレスなく仕事を進めることができますよ!

 

【編集後記】「ASAP」の呪縛から解放された日

昔、海外のクライアントから初めて「Please fix this ASAP!」とチャットが来た時、焦ったのを覚えています。

 

「とにかく急がなきゃ!」とパニックになり、中途半端な状態で提出して逆に怒られてしまった苦い経験があります。

 

その後、先輩から「ASAPには具体的な時間を提示して相手を落ち着かせるのが鉄則だよ」と教わり、「by 3 PM(午後3時までに)」と返すようにしました。

 

すると驚くほど相手も「Thanks!」と安心してくれるようになったんです。

 

私

「ASAP」は急かす言葉ではなく、スケジュールのすり合わせの合図。そう思えるようになってからは、心に余裕を持って返信できるようになった経験です。

 

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