何かで成功した時や、難しいタスクをやり遂げた時、同僚や友達から「Well done!(よくやったね!/お見事!)」と声をかけられるのは、とても嬉しい瞬間ですよね。

しかし、褒められた時に咄嗟に「No, no, I didn’t do much…(いえいえ、私なんて全然・・・)」と全力で否定していませんか?
日本の文化では「謙遜=美徳」とされていますが、英語圏のコミュニケーションにおいて、相手の褒め言葉を真っ向から否定するのは、実は少し不自然で、時には相手の評価を突き返してしまうように聞こえることもあります。

今日は、「Well done」と褒められた時に、自信を持って感謝を伝えつつ、相手にも好印象を与えるスマートな英語の返し方を状況別にご紹介します。
「Well done」→素直に「ありがとう」と受け止める返し方
英語でのコミュニケーションの鉄則は、褒められたらまず「Thank you」で受け止めることです。
謙遜する前に、まずは相手の評価に対する感謝をストレートに伝えましょう。
1. Thank you. I appreciate it.(ありがとうございます。感謝します。)
「Thank you」だけでは少し味気ないと感じる時にぴったりの、ビジネスシーンで最もよく使われる王道フレーズです。
「appreciate(感謝する/評価する)」を付け加えることで、より丁寧でプロフェッショナルな印象になります。
【会話例】
Boss: Well done on the presentation today. It was very clear.(今日のプレゼン、よくやったね。とても分かりやすかったよ。)
You: Thank you. I appreciate it.(ありがとうございます。そう言っていただけて嬉しいです。)
2. Thank you. That means a lot (to me).(ありがとうございます。そう言っていただけて本当に光栄です。)
直訳すると「それは私にとって大きな意味があります」となります。
尊敬する上司や、厳しいクライアントから「Well done」と褒められた時に、心からの喜びと感謝を伝えることができる、少し感情のこもった美しい表現です。
「Well done」→「周りのおかげです」と返すフレーズ
「Well done」と自分個人が褒められたとしても、「自分ひとりの手柄ではありません」とチームや周囲のサポートを強調するのは、英語圏でも非常にスマートで評価される返し方です。
3. I couldn’t have done it without the team.(チームのみんなの協力なしでは、成し遂げられませんでした。)
謙遜しつつも、しっかりと感謝を伝える素晴らしい表現です。
「No, I didn’t…(いえいえ、私は・・・)」と自分を下げるのではなく、「周りのサポートがあったからです」と事実を伝えることで、ポジティブな印象を与えられます。
4. It was a team effort.(チーム全員の努力の結晶です。/みんなで頑張りました。)
より短く、スッキリと伝えたい時に便利な表現です。
会議の場などで「Well done」と声をかけられた時に、同僚たちをチラリと見ながらこの一言が言えれば、あなたのリーダーシップや協調性がさらに高く評価されるはずです。
「Well done」→「ホッとしました」と努力を伝える返し方
大きなプロジェクトや試験が終わった後など、プレッシャーから解放された時の「Well done」に対して、素直な気持ちを返す表現です。
5. I’m glad you liked it. / I’m glad to hear that.(気に入っていただけて嬉しいです。/そう言っていただけてよかったです。)
「努力した甲斐がありました」というニュアンスを含んだ、とても自然な返し方です。
提出したレポートや、作成した資料に対して「Well done」と言われた時にぴったりです。
6. What a relief!(ああ、ホッとしました!)
「失敗しないか不安だったけれど、無事に終わってよかった!」という安堵の気持ちを伝える、少しカジュアルで人間味のある表現です。
フレンドリーな同僚や上司との会話で場を和ませる効果があります。
【会話例】
Colleague: Well done! The event was a huge success.(お見事! イベント大成功だったね。)
You: Thank you. What a relief! I was so nervous.(ありがとう。ああ、ホッとしました! すごく緊張してたんだよね。)
まとめ:「Well done」には堂々と笑顔でThank youを!
「Well done」と褒められた時のスマートな返し方をご紹介しました。
特に覚えておきたい返し方を簡単に整理すると・・・。
| 基本の感謝 | Thank you. I appreciate it. |
| 喜びを深く伝える | That means a lot. |
| チームを立てる | It was a team effort. |
| 安堵を伝える | I’m glad to hear that. / What a relief! |
「謙遜」は決して悪いことではありませんが、英語では「否定」ではなく、「周りへの感謝」に変換して伝えるのが大人のマナーです。
次回「Well done」と声をかけられたら、どうか「No, no」と顔を横に振らず、堂々と笑顔で「Thank you!」と受け取ってみてくださいね。

あなたの頑張りは、しっかり評価されているのですから!


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