職場や学校、あるいは友人とのチャット中などに、突然「Can I ask you something?(ちょっと聞いてもいい?/質問してもいい?)」と切り出されたことはありませんか?

これは、相手が本題に入る前の「ノック」のようなフレーズです。
ちょっとした道案内や仕事の確認から、個人的な深い相談まで、その後に続く内容は様々です。
いざ言われた時に「Yes.」とだけ答えてしまうと、少し冷たく聞こえたり、「あれ、忙しかったかな?」と相手を戸惑わせてしまうことも。

今回は、「Can I ask you something?」と言われた時に、相手が安心して話し出せるような「いいよ!何でも聞いて」と快諾する自然な英語フレーズを状況別にご紹介します。
「Can I ask you something?」→「Yes」だけでは素っ気ない?
「Can I ask you something?」に対して「Yes.」とだけ返すのは、文法的には正解ですが、コミュニケーションとしては少し不十分です。
日本語で「ちょっと聞いてもいいですか?」「はい。」とだけ無表情で返されると、少し壁を感じて話しづらいですよね。それと全く同じ感覚です。
相手はあなたに何かを聞きたい、あるいは相談したいと思っているので、「もちろん!」「どうしたの?」と、相手の言葉を引き出す一言を添えるのがネイティブの自然な会話術です。
基本編:「Can I ask you something?」→「いいよ!」の返し方
まずは、友人や同僚に対してサクッと使える、最もスタンダードで話しやすい雰囲気を作る表現です。
1. Sure, go ahead.(もちろん、どうぞ。)
「Sure(もちろん)」で快諾し、「go ahead(どうぞ続けて)」と相手に会話のバトンを渡す、最も定番で間違いのない返し方です。
明るく返すだけで、相手はすぐに本題に入ることができます。
【会話例】
A: Hey, can I ask you something?(ねえ、ちょっと聞いてもいい?)
B: Sure, go ahead.(もちろん、どうぞ。)
2. What’s up? / What is it?(どうしたの? / 何?)
相手の「聞きたいこと」に対して、直接「何があったの?」と興味を示すカジュアルな表現です。
特に親しい友人同士の会話やチャットで頻繁に使われます。「What’s up?」の方がよりフランクな響きになります。
【会話例】
A: Can I ask you something?(ちょっと質問していい?)
B: Yeah, what’s up?(うん、どうしたの?)
3. Shoot.(言ってごらん / なあに?)
「Shoot」は直訳すると「撃て」ですが、日常会話では「(質問を)ぶつけてこいよ=言ってごらん」というスラング的な意味でよく使われます。
親しい間柄で使う、少しカッコよくてこなれた返し方です。
丁寧編:「Can I ask you something?」へのフォーマルな返し方
上司やクライアント、あるいはあまり親しくない人から「お聞きしてもよろしいですか?」と言われた時に使える、丁寧な返し方です。
4. Of course. How can I help you?(もちろんです。どのようなご用件でしょうか?)
「Of course(もちろんです)」と丁寧に応じた後、「何かお手伝いできることはありますか?」と寄り添う、ビジネスシーンに最適なプロフェッショナルな表現です。
【会話例】
A: Excuse me, can I ask you something?(すみません、少しお伺いしてもよろしいですか?)
B: Of course. How can I help you?(もちろんです。どのようなご用件でしょうか?)
5. What’s on your mind?(何か気になっていることがあるの? / 何か考えがあるの?)
相手が少し言いにくそうにしている時や、真剣な相談をされそうな時に、「何でも聞くよ」という深い思いやりを示す素晴らしいフレーズです。部下からの相談に乗る時などにもぴったりです。
番外編:「Can I ask you something?」→「今は無理!」の返し方
もし「Can I ask you something?」と聞かれた時に手が離せない場合は、無視したり冷たく断ったりせず、いつなら大丈夫かを明確に伝えましょう。
- I’m a bit tied up right now. Can I get back to you in 5 minutes?(今ちょっと手が離せなくて。5分後にこちらから声かけてもいい?)
- Give me a second. I’ll be right with you.(ちょっとだけ待ってね。すぐ行くから。)
このように「後で必ず対応する」という姿勢を見せることで、相手との信頼関係を保つことができます。
まとめ:「Can I ask you something?」では、「Yes」の後に「どうぞ」を
「Can I ask you something?」と言われた時のスマートな返し方をご紹介しました。
返し方についてシンプルに状況別にまとめると・・・。
| 定番・カジュアル | Sure, go ahead. / What’s up? |
| 親身になって聞く | What’s on your mind? |
| ビジネスで丁寧に | Of course. How can I help you? |
相手が「ちょっと聞いてもいい?」と尋ねてくるのは、あなたを頼りにしている証拠です。

「Can I ask you something?」には「Yes」だけで会話を終わらせず、ぜひ今回ご紹介したウェルカムなフレーズを使って、相手が気持ちよく話し出せる空気を作ってあげてくださいね!


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