「ありがとう」「ごめんね」と伝えた時、相手から返ってくる No worries.

日本語にすると「気にしないで」「大丈夫だよ」「どういたしまして」に近い表現です。
英語圏ではかなり日常的に使われるフレーズで、カジュアルな会話では You’re welcome. よりも自然に聞こえる場面もあります。
ただ、言われた側としては少し迷うこともありますよね。
「No worries」と言われた後、もう一度 thank you と言うべきなのか、それともそのまま会話を終えていいのか。謝った後に言われた場合は、さらに謝るべきなのか。返し方は?

今回は、「No worries」と言われた時の自然な返し方を、感謝・謝罪・ビジネス・親しい相手など、シチュエーション別に解説します。
「No worries」の意味・基本ニュアンス
No worries. は直訳すると「心配はいらないよ」という意味です。
会話では主に、次の2つの場面で使われます。
- 謝罪への返事:気にしないで、大丈夫だよ
- 感謝への返事:どういたしまして、たいしたことないよ
たとえば、遅れてしまって I’m sorry I’m late. と言った時に、相手が No worries. と返すことがあります。
また、手伝ってもらって Thank you so much. と言った時にも、相手が No worries. と返すことがあります。
同じ言葉でも、前後の流れによって意味が少し変わるのがポイントです。
謝罪に対して「No worries」と言われた時の返し方
自分が謝った後に相手が No worries. と言ってくれた場合、相手は「もう気にしていないよ」と受け止めてくれています。
この時に、何度も謝りすぎると、逆に相手に気を使わせてしまうことがあります。大切なのは、感謝を伝えつつ、必要なら反省や今後の対応を一言添えることです。
Thanks for understanding.
Thanks for understanding.(理解してくれてありがとう。)
謝罪に対する「No worries」への返しとして、かなり使いやすい表現です。
相手が自分の事情やミスを受け止めてくれたことに対して、素直に感謝を伝えられます。
【例文】
I’m sorry about the mistake.(ミスしてごめんなさい。)
No worries.(大丈夫だよ。)
Thanks for understanding.(理解してくれてありがとう。)
I’ll be more careful next time.
I’ll be more careful next time.(次はもっと気をつけます。)
仕事や学校など、少しきちんとした場面で使いやすい返し方です。
ただ謝るだけでなく、「次は同じことをしないようにする」という姿勢を伝えられます。
No worries. と言われた後に、さらに長く言い訳をするよりも、このように短く誠実に返す方が自然です。
感謝に対して「No worries」と言われた時の返し方
自分が Thank you. と言った後に、相手が No worries. と返してくれた場合は、「どういたしまして」「たいしたことないよ」というニュアンスです。
この場合は、もう一度軽く感謝を重ねたり、相手のおかげで助かったことを伝えたりすると、会話が温かく続きます。
Thanks, I really appreciate it.
Thanks, I really appreciate it.(ありがとう。本当に感謝しているよ。)
もっとも使いやすい返し方の一つです。
相手が「気にしなくていいよ」と言ってくれても、自分としてはしっかり感謝している。その気持ちを自然に伝えられます。
You’re a lifesaver.
You’re a lifesaver.(本当に助かったよ。)
直訳すると「あなたは命の恩人だよ」ですが、日常会話では「めちゃくちゃ助かった」という意味で使われます。
少し大げさで親しみのある表現なので、友達や同僚など、ある程度距離が近い相手に向いています。
【例文】
Thanks for helping me with this.(これを手伝ってくれてありがとう。)
No worries.(いいよ、気にしないで。)
You’re a lifesaver.(本当に助かったよ。)
状況別「No worries」への返し方一覧
「No worries」の返し方について、状況別に表にまとめてみました。
| 場面 | 自然な返し方 | ニュアンス |
|---|---|---|
| 謝罪を受け入れてもらった | Thanks for understanding. | 理解への感謝を伝える |
| 仕事でミスをした | I’ll be more careful next time. | 反省と改善の姿勢を示す |
| 手伝ってもらった | I really appreciate it. | 丁寧に感謝する |
| かなり助けられた | You’re a lifesaver. | 親しみを込めて感謝する |
| ビジネス寄りの場面 | Thank you for your understanding. | やや丁寧で落ち着いた印象 |
| 親しい相手 | I owe you one. | 「今度お返しするね」という軽い表現 |
ビジネスでは少し丁寧な「No worries」の返し方がおすすめ
No worries. はカジュアル寄りの表現ですが、相手が使ってきた場合は、そのまま自然に受け止めて問題ありません。
ただし、職場やメールでは、返す側は少し丁寧にすると安心です。
- Thank you for your understanding.
(ご理解いただきありがとうございます。) - I appreciate your patience.
(お待ちいただきありがとうございます。) - Thank you. I’ll make sure it doesn’t happen again.
(ありがとうございます。今後同じことがないようにします。)
特に仕事でのミスに対して No worries. と言われた時は、軽く済ませすぎない方がよい場合もあります。

「許してくれてありがとう」だけでなく、「次は気をつけます」と添えると、誠実な印象になりますね。
「No worries」を返す時のコツは「謝りすぎない・感謝を添える」
「No worries」と言われた後の返し方で大切なのは、長く言いすぎないことです。
相手はすでに「大丈夫だよ」と言ってくれています。そこで何度も I’m sorry. を繰り返すと、相手はさらにフォローしなければならなくなります。
おすすめは、次のような流れです。
- 謝罪の場合:Thanks for understanding.
- 感謝の場合:I really appreciate it.
- 仕事の場合:I’ll be more careful next time.
- 親しい相手の場合:You’re a lifesaver.
短い一言でも、相手の配慮をきちんと受け取ったことが伝わります。
まとめ:「No worries」へ感謝の一言
No worries. は、「気にしないで」「大丈夫だよ」「どういたしまして」という意味で使われる便利な英語表現です。
謝罪に対して言われた場合は、Thanks for understanding. や I’ll be more careful next time. のように返すと自然です。
感謝に対して言われた場合は、I really appreciate it. や You’re a lifesaver. のように、感謝をもう一歩深める表現が使えます。

「No worries」と言われたら、相手はあなたを責めず、会話をやわらかく受け止めてくれています。その優しさに対して、短くてもよいので感謝の一言を返してみましょう。
編集後記:「大丈夫だよ」と言われた後の一言
英語を学び始めた頃、誰かに No worries. と言われると、私は安心する一方で、次に何を言えばいいのか分からず、ただ小さく笑うだけでした。
でも、今思うと、その一言には相手の優しさが含まれていたのだと思います。
「気にしなくていいよ」と言ってくれた相手に対して、こちらも Thanks for understanding. や I really appreciate it. と返せると、会話の空気が少し温かくなります。
英語は、正しい文法だけでなく、相手の気遣いにどう反応するかも大切です。

No worries. と言われたら、そこで会話を止めずに、感謝や安心の気持ちを一言添えてみてください。


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